中国武術にはたくさんの種類の手型があります。今回はその中でも特に有名な3つの手型をご紹介‼︎
中国武術では技などを日本語読みせずに、中国語読みすることが多いです。以下、手型名(日本語読み・中国語読み)、説明欄:手型名 ピンイン (英語)
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拳(けん・チュエン)

拳 quan (fist)
中国武術の基本的な拳の握りは拳面を平らにします。しっかりと握りましょう。
拳 部位名称

- 拳面 4本の指が揃った面
- 拳眼 親指側のグルグルしているところ
- 拳頭 拳のゴツゴツしているところ
- 拳心 拳の真ん中
- 拳輪 小指側のグルグルしているところ
- 拳背 画像では見えない手の甲
掌(しょう・ヂャン)

掌 zhang (palm)
4本の指を揃え、親指を折ります。しっかりと張ることが大切です。
掌 部位名称
- 掌指 掌の指
- 掌心 掌の真ん中
- 掌底 掌の一番手首側の盛り上がっているところ(中国武術では別称あり)
- 小天星 詳細は別項で。会員にのみ教えます
- 掌背 画像では見えない手の甲
勾手(こうしゅ・ゴウショウ)

勾手 gou shou (hook hand)
鉤手、拘手と書く場合もあります。5本の指を一点にまとめ、しっかりと手首を折り曲げましょう。
勾手 部位名称

- 勾頂 鶴の頭に似ていることから鶴頭ということもあります。手首を折った一番高いところ
- 勾尖 指をまとめた尖端