カンフーや太極拳をやってみたいけど「体が硬いから…」と諦めたり、悩んでる方も多いはず。今回は太極拳に柔軟性は必要なのか?というところを見ていきましょう!
太極拳は体が柔らかくないとできない?
結論から言いますと、"健康太極拳は"柔軟性がなくてもできます!!安心してください。また、太極拳を学ぶことで柔軟性を手に入れることも可能です。
どういうことなのか、詳しくみていきましょう。
健康太極拳は体が硬くても大丈夫
健康太極拳は運動が優しく、脚を高くあげたり屈むような動作も少ないため、体の硬い人でもすぐに始めることができます。
準備体操にも気功や中国の体操のようなものを取り入れたりすることが多く、きついストレッチなどもあまりありません。
ゆっくりと体をほぐしながら安全に運動を行うので、普段運動をしない方や体の硬い方でも気軽に参加できるでしょう。
伝統・表演太極拳は柔軟性が必須!
対して実用的な武術としての太極拳や、美しい演武の太極拳には柔軟性が必須になってきます。
ですが安心してください。諦めることはありません!
そもそも武術の基礎に柔軟がある
中国武術には基本練習の中のひとつとして、柔軟性を高めるための専用プログラムが元から組み込まれています。
最初から体の柔らかい人は非常に少なく、また武術的な太極拳に必要な柔軟性とはただ柔らかければいいというものではないのです。
基礎練習の段階でほぼ毎回太極拳に必要なストレッチを行いますので、基本的にどんなに体の硬い人でもある程度には柔らかくなり、更に弾力のある強い筋肉を手に入れることができるのです。
なぜ柔軟性が必要なのか
伝統・表演太極拳に柔軟性が必要な理由はこなせる技を増やすため、正確に動作するため、自分が怪我をしないためなど様々な理由があります。
武術には高く脚を上げてキックをしたり、腕を大きく回したりなどの技があるので、関節可動域を大きくする必要があり、そのために柔軟性が必要なのです。
ストレッチには技術がある
ストレッチは気軽に誰でもできると思われがちですが、実はしっかりと柔軟性を高めるためのストレッチを効果的にを行うには技術が必要です。
体のことに詳しい指導者や専門家に習わずに自身で気軽にストレッチを行ってしまうと思わぬ怪我を招くこともありますので、ご自身で行う際には十分にお気をつけて行ってくださいね。
ストレッチについて詳しいことはまた別途記事を作成しますのでそちらをご覧ください。